オンライン授業の課題

ある学校でオンライン授業の参観をしました。

オンライン環境はあるがまだまだ課題が山積み。なんとかならないものなのだろうか?

オンライン用のモニターが1台。映し出される画像は小さめ。一番後ろの席の子どもたちは、文字があまり見えなく、すべてを書き写せていない子もいる。先生の声はマスクを通し、開始直後は声が割れてききにくい。

子どもたちの教室から質問があがっても、すぐにオンライン授業の教師に声は届かない。時間が経過してから、やっと、その質問が教師へ届き前へ戻る。一学年の子どもたちが一斉にオンライン授業をうける試みは素晴らしいが、実態の教室という現場は、まだついていけていないような気がしました。

モニターは、教室の電灯や外からの日差しで反射、モニターに映っている資料は、画面の半分程度のサイズ。子どもたちも、どのように授業を受けたらよいか迷っている様子。課題に答える時間になっても、なぜ、モニターの向こうの先生がしゃべっていないのか理解できていない子もいました。

もう1歩、双方が歩み寄らなければ、オンライン授業は成立しないと感じた時間でした。

教室イメージ