少し前の話しです。
母が夜になっても帰宅していない。と父から電話がありました。
両親は、二人とも要介護2。二人暮らしです。買い物に行こうと父がトイレへ。母は父が先にでたと思い追いかけて外へ出たそうです。
結果、夜中の2時に都内の警察から見つかったと電話がかかってきました。母の足はドロドロ。たくさんの豆がつぶれてボロボロ。履いていたサンダルも壊れてボロボロ。直線距離にして12km強の距離の警察署で保護。12時間以上歩き回っていたことになります。母は歩いていたら普通の人。話しかけても大丈夫です。とちゃんと答えれるます。何事もなく無事に帰ってきてくれたから良かったのですが、探している家族は心配で仕方がありませんでした。
たまに行方不明者を放送しているのがこれなんだ。と改めて認識。まっている家族の不安を身をもって体感しました。
母はGPSのタグ、すぐに洗濯してしまいます。靴につけても、他の靴を履いてでかけます。まさか動物と違い、ICチップをつける訳にはいきません。認知機能が落ちた高齢者の徘徊を早めにみつけられるようにする方法はないのでしょうか。いまは、自宅からひとりででないように工夫中です。
各市町村でも、見守り・SOSの体制づくりを、高齢化社会において、しっかりと考えていかなくてはならないと思います。