国土交通省計画の『入間川流域緊急治水対策プロジェクト』があります。
2019年10月の台風19号による豪雨の為、国と県、周辺市町街が取り組んでいる防災整備事業です。25年度までに約338億円をかけ、河川改修や遊水地建設などを進めています。
この計画場所、坂戸市紺屋周辺です。国が遊水地を計画。ここは坂戸市でも豊かな土壌を持ち、『ハナマンテン(小麦)』『彩のきずな(県産ブランド米)』『すずかぜ(麦茶用大麦)』が生産されている場所です。
この豊かな土地が遊水地となり、土砂などが流れ込んだらどうなるでしょうか?作物は沈み、土地は使い物にならなくなり、現状復帰させ同様の作物を収穫できるまでに何年かかるかわかりません。
しかも遊水地になったら、田畑を借りて生産をしてくださる農家さんには何も補償はないそうです。ではどうしたら良いか?保険に入ってください。との回答だそうです。
なぜ、この豊かな坂戸市紺屋周辺を遊水地にしなければならないのか。疑問が残るばかりです。
坂戸市民として、しっかりと学び、考えてゆきます。